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DRAGON KING TIGER
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SS第101重戦車大隊の104号車、パリ北東ルーアン近郊の大草原の中に遺棄された写真がとても印象深く私の脳裏に焼き付いています。
※イギリス軍に捕獲され、現在はボービントン戦車博物館に展示されています。最近発売されたス-パーディテールフォトブック「ドイツ重戦車キングタイガー」に詳細な写真が載っています。
※私が製作していた時にはまだ出版されていませんでしたので資料として使用出来なかったのが残念です。
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今回の製作目標は104号車が遺棄される前を想定して製作することにしました。
※装備品を装着し、大草原の中で孤軍奮闘する姿をイメージして製作しています。ただ前面装甲板のコーティングは捕獲時に剥がれていないことに後で気が付きました。イギリス軍が車体に何か表記する為に一部を剥がしたものと思われます。
※この写真のカットはサンデーアート社「ケーニックスティーガー」の表紙写真に似せてみました。 車体番号104はイギリス軍により白枠にされたようで捕獲時とは違っています。表紙の写真とは違いますが製作の主旨にしたがい枠なしでナバーを記入しています。
※戦闘状態との設定ですからボシュライトは外した方が良かったですね。
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塗装が完全に終了していないのでペリスコープはマスキングしたままにしています。アップ画像にするとその辺が見苦しい(それ以外も・・・汗)と思いますが、ご容赦願います。
※三色迷彩塗装は特に全体のバランスが大切です。車両のイメージに合う様に毎回、各色の調合を微妙に変えています。
※ここで言う車両のイメージとは、私が長年見続けて来た資料写真やカラーイラスト等から受けた個々の車両の印象です。
※実物を見た事も無い、写真はその殆どが白黒ですから自分でイメージを組み立て作品に反映させる事が重要だと思います。
※同じ色で何台もの車両を塗らないのは、実車の塗料もロット毎(年度)に微妙に色が違っているはずですし、車両が進軍したエリア毎に土壌の色も違い車両に降注ぐ土埃の色が変わる。経年変化による退色、現地塗装での塗料の希釈率の違い等を考慮しての結果です。
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