home                          画像をクリックすればギャラリーに戻ります                  2008.10.24日 更新
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DRAGON  KING TIGER
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1944年10月パンツァーファウスト作戦でハンガリーのブダペストに進軍したSS第503重戦車大隊のケーニクスティガー233号車を作成。(現在ではケーニスティーガーに呼び方変わっていますね)

※組み立てがほぼ終了した時点から塗装が終了するまでをご覧ください。

尚、参考にした資料は平成7年にサンデーアート社より発刊された「ケーニックスティーガー」です。(出戻り後、この本に記載されている4台を同時に作成しました。)

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出戻って一番最初に製作したキングタイガー。
久し振りの模型製作でいきなりのコーティング作業はチョット厳しいな~っと思っていたら、運良くドラゴン社がコティング済みの車両を発売してくれたので早速作ってみました。
あまりにも見事にコーティングパターンが刻まれているので、パターンの変更や剥がれた状態にするのにかなり時間がかかりますが、旧製品よりエッチングやクリアーパーツ等が増えオプションパーツをあまり必要としないところがグーですね。

※スコップの柄の部分を止めている金具の下にさらにコの字のエッチングパーツをつけるのですが忘れています。
※以前模型製作をしていた時は、タミヤのキングタイガーを作っていましたドラゴン社からはまだヤークトティーガーだけしか発売されていない時期です。
どちらの製品もスコップを貼り付けるだけのものでしたので
そのイメージがまだ頭に残っていたようです。
新しく資料本を購入し間違いに気がついた時には既に3台のキングタイガーが仕上がった後でした・・・・
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車体後部の状態、実車写真を参考に装備品の有無や後部フェンダー取り付け基部などを修正、エキゾストカバーは左右非対称のものを選択。

※牽引用クレビス取り付け金具は残り物のエッチングパーツとプラ棒真鍮線でそれらしく作製。
エキゾストカバー吊り上げ用の金具(?)はキットのパッケージ写真に写っています。実際には入っていないのでプラ材でそれらしく作ってみました。
車体上部を接着する前に、車体下部は塗装済みです。キャタピラは石畳の上を走行しているので泥汚しは控えめにしています。


※以前ならここでキャタピラに銀色でドライブラシをかけるのですが、タミヤのペイントマーカーが何年も使っていないうちに溶剤が揮発してしまい使用不能。
取り敢えず今回はMr.メタルカラーを試してみました。


※タミヤのペイントマーカーは殆どの売り場で見かけなくなりました。最近になり新宿のヨドバシホビー館で発見!三本購入してきました。
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右側面:フロントフェンダーの歪み、クリーニングロッドが二本つながっている状態を再現。
予備履帯用フックの接着位置がわからないので、この時点ではキャタピラを正規の装着状態にしフックの位置決めをしている。

※履帯交換用ケーブルは金属製ワイヤーロープに変更。牽引用ケーブルはキットに付属の物はなんだか撚り方が甘いので市販の物に交換しています。

※防盾の鋳造肌をラッカーパテで再現する。
側面フェンダーの細かなキズはワイヤーブラシを使用するとリアルに仕上がります。


※予備履帯用フックの接着はコウティングを削り落さなければならないので位置決めと共に厄介な作業です。
その他にも無くて良いところにコーティングが施されていますので、この辺はドラゴン社に修正して欲しいものですね。
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砲身はアベールの金属製に交換、砲塔全面装甲板等ののコーティングパターンを修正。

※写真ではピントがボケていますが、アベールの砲身は大変良くできています。しかしながらキングタイガー後期タイプはなかなか手にはいりません。
タミヤ用なのでドラゴン製品に使用する場合はダボ穴の修正をします。

※砲塔前面のコーティングパターンは間隔が広く他の部分とは大きく異なります。
実車の写真では車両全体にコーティングパターンの歪みがあります。
綺麗に施されたパターンを色々な方法で崩していきます。

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砲塔上部の様子、コマンダーズキューポラ基部に鋳造肌をつける。
車長用直接照準用指針や機銃架にパーツを追加する。

※装填手用ハッチに南京錠でロックするための金具をつけ忘れています。
コマンダーズキュウポラ周りの溶接跡は上部の平らな部分がキュウポラを取り付けてもはみ出していますので修正する必要があります。

※ベンチレータ周囲と装填手ペリスコープガード脇に溶接跡をラッカーパテそれらしく再現します。
※この時点ではキュポラ上のペリスコープガード脇と、その上の機銃架レールとの溶接跡に気がつかず作業をしていません。
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車体左側面フェンダーは最後尾の一枚が外されています。
バール本体も外されていますので金具のみ取り付けました。実車写真ではバールがあったところの色が白く凹んだ感じに見えたので再現してみました。
実際にはバールを装着したまま迷彩塗装をしたため下地のドゥンケルゲルブがそのままだったのでは?と今では思っています。

※クリーニングロッド取り付け金具は以前購入していたショーモデリングの物です、サイズも形も変ですが十数年前は最高の出来と評価されていたと思います。最近は売り場で見掛ける事も少なくなりましたね。
KT2338下地塗装の開始です。
私は下地色に黒に多少の茶色を混ぜたものを使用します。

※最近のキットは出来が良いのでサーフェイサーは使用していません。
パーティングラインの消し忘れ等を消すのに本来なら使用したいところなのですが、繊細なモールドが施された最近のキットにはマイナス面の方が大きいのではと考えています。

※塗装はアクリル塗料を中心に使用しています。匂いの問題がありラッカー系はなかなか使えません。

※最近のアクリル塗料は食い付きも良く、耐久性も向上しているので通常の模型制作なら問題はないと思います。
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最近、模型雑誌で下地に暗い色を置かない、または成形色がグレーなのでサーフェイサーを吹き付ける必要がない等と訳の判らない記事を書いているライターがいます。
原稿料が安いのでしょうか?本当にプロと言えるライターが少ないように感じます。

※ホビー誌は初心者にとってバイブルになります。その辺を考慮して編集や校正をしっかりやって頂きたいと思うのは私だけでしょうか?

※砲塔吊り上げ用フックが八の字に開いた状態にしてみました。
233号車のアップ写真を確認するとどうしてもこう見えます。後部のフック一箇所との三点吊りになるので、この微妙なフックの角度が無きにしも非ずと思い変えています。ただしその他の車両では全て前後に平行なので単なる私の勘違いかもしれません。
KT23310いよいよ車体上部の塗装を始めます。
塗装済のキャタピラをラップします。



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塗装が完了しました。
何枚か同じ様な写真が続きます、腕のせいなのか?デジカメのせいなのか?なかなか思うような写真が撮れないので、全部貼り付けています。

※ジェリ缶はタスカモデルの物を使用しています。実車写真同様に色違いの二個を車体後部上に置いてみました。

※アンテナはアドラーズネスト2mに交換し、差し込み穴の径が大きかったので少し斜めに傾いてしまいます。後で接着しましょう。
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後部フェンダー取り付け金具は連結ピンが入る部分を0.5mmの真鍮パイプに交換。
車体番号は手書きです。
キャタピラの連結ピンを通す穴の開口を忘れています。
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側面の迷彩パターンは実車写真を参考にしています。
もう少しきっちり塗らないと駄目ですね。本番の時は時間を掛けて実車に近づけたいと考えています。
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車体前面の迷彩パターンは大きな実車写真があるのですが、殆んどわかりません。
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