ホーム     ギャラリー                                          画像をクリックすればギャラリーに戻ります                          2008.10.10 更新
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DRAGON  KING TIGER
               BULGE  1/35   [6254]

既に何人ものライターやモデラーが製作していると思います、キングタイガーファンにはたまらないこの車両を私も作ってみました。

※私のブランク中に発売されたキットですから随分前のキットですが初版品がホビープラザに残っていました。
コーティング済みの新キットから改修されたパーツを一部流用し2個1で製作してみました。

※2005年発刊AM誌にSS第501重戦車大隊の特集記事がありました。それを見てますます作りたい願望がつのり。いつか必ず作ると決めていた車両です。それは204号車も同じ事が言えますね。

※AM誌に記載されている222号車は砲塔上部先端につけるパーツNO.08を裏表逆に接着したり装備品の装着なども当時の写真とは違っているのでファンの一人としては残念な作例です。

※今回、私の製作目標は、できるだ「当時の姿を再現すること」それに専念しました。
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張り切っていざ制作!しかし思っていた程、写真がなくて(同じ写真が重複して色々な本に載っているだけ)気持は空回りするばかり・・・(汗) 

※最近プロのライターが何故、実車写真を元に当時の姿を再現しないのか、なんとなく分かってきました。
ジオラマの製作そして原稿の締め切りを考えれば細かなところには目をつぶらないと間に合いませんよね、資料の写真は限られていますしプロともなると自分のオリジナリティが最優先なのかも知れません。

※その辺を考えながら改めて模型雑誌を見ると、車両のディテールにこだわるライターは塗装やジオラマに意外と淡白な仕上げで、ジオラマにこだわるライターは車両のディテールにあまりこだわらないように感じます。

※全てを完璧にこなす人はいないのか?時間的な制約を受けないアマチュアモデラーの中に素晴らし作品を見ることが多々あります。
プロのライターが時間を気にせず本気を出せばきっとすごい作品が出来るのでしょうね~。

※アマチュアでも時間的な制約や作業環境の問題で私のように苦労なさっている方達がたくさんいると思いますが皆さん頑張りましょうッ!
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昨年6月に出戻った時にはHPを制作することなど考えていなかったので、プラモデル製作中の写真は知り合いにメールするため、携帯で撮ったりデジカメでいい加減に撮っていました。

※製作中の写真は233号車のページに一部写真がありますが模型雑誌に製作記事がたくさん載っているので、ここではジオラマ完成前の車両写真と言うことでアップしています。

※右側フロントのフェンダーが外れています、サイドフェンダーのめくれ方は製作中のトラブルのため歪んでいます。

トラブルって何?・・・(答)私は三色迷彩の塗装をいつも一日で済ませます。
塗装の前に下地のドゥンッケルゲルブは塗っておくのですが、オリーフグリュン、ロートブラウンそしてスポット、ウオッシングまでを一日で仕上げます。(これには理由があるのですがそれについては後程・・・)

※この車両を塗装したのは今年の冬でした、そのため塗料がなかなか乾燥しないので、思わずファンヒーターの前に置き乾かしていました。
ターンテーブルに乗せ回してはいたのですが、薄く削ったフェンダーと起動輪が溶けて歪んでしまいました・・・(汗)
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実車写真をよく見ていたつもりでしたが、こうして拡大した画像を見ると間違いが・・・(ヤバッ!)

※牽引フックにC字形シャックルを両側とも掛ける、シャクッル取り付け金具は蝶ネジで止まった状態に、エキゾストカバーを左右非対称に、ジャッキ台はなく取り付け金具のみ。

※ここで問題が・・・実車はジャッキが付いていない、それも金具ごとない!(1944年10月にはジャッキの取り付けが廃止されている)・・・(汗)

※ジャッキ取り付け金具をカットするだけですから修正にそれほど時間は掛からないと思いますが、このようなミスはプロのライターが、どうのと日頃勝手なことばかり言っている自分が恥ずかしくなるミスです・・・(落)

※同時期に製作していた204号車も修正になるのか?後部パネルを写した写真を持っていないので現在確認中ですが修正となればますます落ち込みます。

※ちなみに模型雑誌では殆どの作品でジャッキが付いています。
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資料として新しい本を一冊購入しました。久し振りの洋書です。

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※書店ではビニール袋で密閉されて中を見ることが出来なかったのですが、取り敢えず購入しました。自宅に帰り、中を見て驚きました!今まで私の持っていたキングタイガーの本が何冊もいらなくなる内容です。

※左の写真のような砲塔側面の写真が何枚かあり、当時の予備キャタピラの装着状態が確認できました。

※予備キャタピラは連結ピンの有無を確認し製作中ですが、その他の写真を見てこれは車両を全て作り直さなければならないのではと感じました・・・(冷)

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復帰後に4台のキングタイガーを製作していますが、それには訳があります。

※私の友人が将来、小さなミュージアムを造り、そこに実物のドイツ軍装品やプラモデルのジオラマ等を展示し公開したいと言う夢を持っています。
常日頃一人でコツコツとプラモデルを製作しているのを考えると、もしそのような場所がありモデラー仲間や軍事おたくがワイワイやっていたら楽しいのではと思いました。

※友人の希望で私の作品も展示したいと言われています、私の実力を考えれば大変名誉な事で展示して頂くのであれば友人に恥をかかす事は絶対出来ませんよね。

※いま製作しているのはその日のためのプロトタイプの製作です。60数年前の実車を再現するため情報を組立説明書に記載し尚且つプラモデル本体の手直しをしています。

※プラモデル自体の問題点を改修すると共に実車の姿を再現すると言う二重苦となりますが、やりがいのある作業です。
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新しく購入した資料で確認すると右側面フェンダーの歪みはありません。
前から二枚目の側面フェンダーが外されているのも解りました。

※この車両は既に一度、連合軍の火炎放射を浴びているので起動輪をつけ直しています。その上、更に側面フェンダーを全て外し実車同様の状態にするのは不可能と判断しました。プロトタイプですからこのままにして、新たにもう一台製作する決心をしました・・・(出来るかな?)


※これも新しく資料本が手に入った御蔭です。
手に入ったのが良かったのか・・・・。
またキングタイガーを2台買って来なくては。

※ドラゴン社の製品は売り場からすぐに姿を消してしまいますから手に入るのでしょうか・・・・(冷汗)
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車体番号は手書きにしています、同じ数字が並ぶと中々形を合わせられないので苦労します。
溶接跡も拡大して見るとあまり綺麗に仕上がっていないのが分かります。
迷彩塗装も詰が甘いですね~ッ。

※この辺が次回製作の課題になりますね。

※そうだ、私が何故迷彩塗装を一日で仕上げているのか話していませんでしたね。
それは戦時中、工場で迷彩塗装を済ませた車両はともかく、戦場での迷彩塗装に実際どれぐらいの時間をかけたのだろうか?との疑問からでした。

※最前線で塗装作業をする事はまずないでしょう。少し下がった前線で、一刻も早く最前線に戦車を送り込みたいという気持で塗装していたのだと思います。

※私も当時、実物の戦車を塗装している兵士の気持ちになって塗装をしているというだけの話です(ようするにセッカチなだけ)

※塗装に時間を掛ければ、私のような未熟な者でも綺麗に仕上げる事は可能だと思います。
ただあまりにも綺麗な仕上がりは何だかおもちゃぽく感じてしまうのは私だけでしょうか?

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延長された燃料タンク通気パイプも極細の真鍮パイプで頑張って作ったのですがお蔵入りとなるとチョット淋しいですね。

※アルデンヌの土や泥を黒に近い色でジオラマ製作しているライターが多々いますが。
本当にアルデンヌの土はあんなに黒いのでしょうか?


※日頃スケールエフェクトなる言葉を良く模型雑誌で見受けます。戦車本体は明るめに塗装しているのに、それ以外は地面も木々も人の顔も普通に塗装している作品が多いのではないでしょか。
模型的な見栄えなどと言いながら中には顔が真っ黒なんてのもありますしアルデンヌの黒い土もそのたぐいなのでしょうか?

※、正しく表現しないのならスケールエフェクトを無理して語る必要はないと思います。

※いったいスケールエフェクトの定義とか基準は・・・?なんて考えると、いつまで経っても模型は完成しないので、皆さん無視しましょう!

実車よりプラモは小さい・・・カラーチップよりプラモの方が大きい・・・同じ色でも面積が小さくなると色は暗く感じるブツブツブツ・・・・・・(壊)


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